鮮血の美学 THE LAST HOUSE ON THE LEFT
1972年 外国映画 2ツ星 犯罪 痛い楽しい映画ではない。
若い娘が強姦され、殺された。そのことを知った両親が復讐する。それだけの映画。娘たちが不注意だったことで、「つつましく生きれば危険を避けられる」と思えることが、かすかな救い。
ファンタジー要素がないため、痛々しい映像はほんとに痛々しい。そして痛ましい。見てられない。楽しめない。
この映画、やたら音楽がポップ。どういう演出意図があるんだろう? 『ペット・セメタリー』も最後にロックが流れるが、あれは最後だからまだ許容できる。わからないセンスがある。