科学忍者隊ガッチャマンII (全52話) Gatchaman II

1978年 アニメ 4ツ星 サイボーグ ヒーロー 変身 忍者 @タツノコプロ

「おーのれおのれ!」

待望の続編である。新しい武器、新しいマシンが供与され、順当なパワーアップとして喜ばれた。母艦となったニューゴットフェニックス、秘密基地らしいGタウンもかっこよかった。
スケジュールの逼迫から作画が荒れていたが、当時は気にしてなかった。

ジョー:機械になった男

前作で死んだジョーが、サイボーグになって復活した。私は当時7歳だったが、納得できないものを感じていた。まぁ、そのようなエピソードが繰り返されたせいだけど。「自分の体に機械が埋め込まれる」ことを、生まれて初めて想像したためだろう。

ゲルサドラ:子どもか大人か、男か女か

ベルク・カッツェの代わりにギャラクターを指揮するのはゲルサドラ。3歳の子どもが強制的に成長させられ、総裁Xに使役されるが、当人は自身家。性別は男だが、身体は女性。なにもかもチグハグで、強烈だった。最終回でおのれの罪を悔いて、子どもに戻って死んでしまうところも怖かった。リアルタイムで子どもだったから、ゲルサドラは他人事じゃなかった。

『II』は怖かった。

ページ先頭へ