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[レビュー1967年04月20日に発表された 

網走番外地 決斗零下30度

Abashiri bangaichi: Duel in Hokkaido

雪がうまそう

「網走番外地」シリーズ第8作目だが、これ以前は見ておらず、脱獄したあとの話で戸惑う。3本見て、このシリーズは毎回設定がリセットされることを知った。
調べてみると、矢継ぎ早にリリースされていた。1本あたり何日くらいで撮影しているんだろう? いろいろ粗いけど、娯楽作品としてのサービス精神に満ちている。おもしろいというより、うれしい映画だ。

高倉健といえば硬くて、渋くて、黙っているイメージがあるが、橘真一はもっと積極的で、ひょうきんだった。凹みがあれば転ぶだろうが、それでもかっこいい。これが全盛期の高倉健か。今回はおませで可愛げのない女の子にふりまわされるが、それがまたいい。美少女だったら、この味わいはなかっただろうな。

白木(丹波哲郎)と喧嘩して勝てなかった橘が雪を食うシーンがよかった。それと大槻(田中邦衛)の死に顔が強烈。ストーリーはパッとしないが、不満はない。よかった。

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