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[レビュー2005年12月17日に発表された 

ブラック・ジャック ふたりの黒い医者

Black Jack: The Two Doctors Of Darkness

ツギハギだらけで、いのちのない劇場版

複数の短編をつなぎ合わせるのはいいけど、ドラマとして活きてない。これじゃ献体された原作も浮かばれん。ドクター・キリコを主題に据えるなら、キリコの短編をつなぎ合わせればいいのに。キリコは殺人鬼ではないが、ヒーローでもない。ブラックジャックと協力して患者を救うエピソードは白眉だった。この映画に出てくるキリコには、そうした奥行きがなく、共感できない。
声優もひどい。とりわけロックがひどい。役者を声優に起用するのはいいけど、どうにかならなかったのかね。

なんで短編のツギハギなんかしたのだろう。オリジナル脚本で反感を買うのを恐れたのか? いずれにせよ、この脚本は失敗だったと思う。

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