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[レビュー2012年04月20日に発表された 

ジュラシック・シャーク

JURASSIC SHARK

「淡水にサメがいるわけないじゃん」

 数あるサメ映画の中で、まちがいなく最下層に属するクソ映画。それでも続編の『ロスト・ジョーズ』に比べれば、まだマシ。バカンスを楽しむ若い女たちと、メガロドンを掘り起こしてしまった科学者と、強盗団が交互に描かれる序盤はそこそこ楽しめたから。まぁ、そこだけ。

 メガロドンの外見や、ジャンプして陸上の人間を捕食するところは、よくあるサメ映画のテンプレート。特徴的なのは、淡水に生息するため湖で撮影できるところ。膝も濡れない浅瀬で人間を丸呑みしちゃう。要するに、いい加減。

 映像は、2012年に作られたとは思えないほどチープ。またサメが人間を襲うシーンは少なく、人間同士に争いばかり。カット割りもひどく、見ていて疲れる。おまけに尺稼ぎのためか、スローモーションや森の情景シーンが長い。クレジットも長い。でも本編は1時間ちょいしかない。本当に見どころのない。

 強盗団は女どもを捉え、サメをおびきだす囮にするが、軽率さがたたって全滅。生き残った女たちは突然、サメと戦って倒すことを決める。サメが口を開けた瞬間に爆弾を投げ込んで勝利。
 ラスト、海辺か湖畔で酒を飲んでいた親父2名がサメに襲われる。つまりメガロドンはまだいるという意味らしいが、あまりに唐突であっけにとられる。ま、映画が終わった解放感で、なんも考えられない。

 うっかりまた見てしまわないよう、レビューを残しておく。

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