いま買うか、あとで買うか

2010年 科技 Apple iPhone
いま買うか、あとで買うか

iPhone 4か、iPadか、それとも待ちか……それが問題だ。

いま私が使っているのは、iPhone 3G。3GSじゃないから、コンパスはないし、非力だ。iOS4にアップデートしたことで、ますます重くなった。アプリの起動や文字入力の切り替え時に数秒、フリーズすることがある。ひどいときはアプリが落ちる。まぁ、我慢すれば使えないこともないが、快適とは言いがたい。

しかし3Gを買ってから、まだ17ヶ月。買い換えるには早すぎる。iPhone 3Gの発売は2008年7月だから、すぐ買っていれば2年が経過し、買い換えてもいい頃合いだった。
だが、初期ロットは不具合が多いので、私は7ヶ月待った。ところが、私が買った4ヶ月後に、3GSが発売されてしまった。

もっと早く買っていれば、あるいはもうちょい待っていれば……。

店頭でiPhone 4を触ってみたが、涙が出るほど早かった。まるっきり別物だ。すごく欲しい。しかしもうちょい待てばホワイトモデルが出るし、アンテナの不良もなおるかもしれない。
が……ここで待ってしまうと、iPhone 5が出たときに困ってしまう。メーカーは、客の買い換えサイクルをリサーチしてるから、みんなといっしょに買うのがいちばんいいのだ


一方で、iPadにもひかれている。iPadは楽しい。とりわけブラウジングがたまらない。ただのインターネットが、こんなに楽しいとは思わなかった。iPhoneを買い換えるのは悔しいが、iPadなら買ってもいいかも。iPhoneでやっていることの大部分は、iPadで代用できるからね。

だがしかし……。
私はまだ、アプリを1本しか買ってない。つまり、Android携帯や、これから出てくるであろうiPadをまねた製品に乗り換えてもいいわけだ。iPadの革命ははじまったばかりだから、いま飛びつくことはないのではないか……?

新しい製品が出るたびに、いつも悩んで、いつも後悔している。未来を見通せるわけじゃないから、最適な選択なんかできない。

「欲しいときが買い時」とは、よく言ったものだ。