2036:ネクサス・ドーン (6分) / ブレードランナー2049 より 2036: Nexus Dawn / BLADE RUNNER

2017年 外国映画 2ツ星 SF ロボット:自律型 短編映画 @P.K.ディック

安全性の証明にならない。

ストーリー

2036年(映画の13年前)、ニアンダー・ウォレスはレプリカント製造禁止を解除させるため、議員たちと交渉する。新製法のレプリカントを披露。自殺を命じることで、安全性を示した。

人間の命令に絶対服従なら、人間を傷つけたり、インフラを破壊する命令も実行してしまう。命令の善悪、適不適、優先順位を判断できるのだろうか。意味なく自殺を実行してしまうレプリカントに。
映像はショッキングだが、安全性の証明になってない。

また新製法のレプリカントが安全だとしても、映画本編に関係ない。大事なことはレプリカント製造禁止が解除されたことだけ。ウォレスはレプリカント製造でなにを為したいのか? レプリカントを愛する男が、レプリカントの生命をぞんざいに扱う。思惑・情感がわからない。なんのためこの短編を作ったんだ?

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