スタンド・バイ・ミー Stand by Me
1986年 外国映画 4ツ星 ロードムービー 主人公は子ども @S.キングそれはまるで、別世界のように
オレゴンの夏を知らなくても、死体を見るために線路を歩いたことがなくても、なつかしい気持ちにひたれる。そんな旅の果てで見つけたものが、「死体を無視してつづく線路(日常)」というのはやるせない。
それよりショックだったのは、後日談。あれだけの経験をしても、友だちのまま大人になることはできないのか。子どもと大人は連続した存在ではないのか。しかし子ども時代は、今もそこにある。奇妙に幸福感のある映画だった。
関係ないけど、犬に追われるシーンが印象的だった。あれは怖い。