シコふんじゃった。 Sumo Do, Sumo Don't
1992年 日本映画 2ツ星 スポーツ 学校表面は「爽やか」 内面は「どろどろ」
主人公がやる気を起こすまでの運びはいいのだが、あとが続かない。漫然とイベントを処理していく中で、なにをやりたかったのか見失っていく。まぁ、最初から主張などなかったから、途中でそれが明らかになるはずもない。結局、口先ばっかり若者の「遊び」でしかない。
本作ではさらに、外人や太った女性を使った差別的な演出が目につく。平均的な若者が、平均から外れた存在を笑っているだけ。なんと浅ましいことか。その傲慢さに苛立ちさえ覚える。
なんだか暗い気分になってしまった。