2ツ星

泣かせるために作られた物語、世界、キャラ

上田秋成の「雨月物語」をベースにしているそうだが、どう贔屓目にみても安っぽい話だ。作者もそれは理解していて、小説版では「童話めいた戦史」というサブタイトルがついている。しかし童話というほどメッセージ性はなく、記号化されたキャラクターが、用意された結末に向かって引き寄せられていくだけだ。
「約束の大切さ」や「すれ違いの切なさ」といった感動も、あまりにもストレートに動くキャラへの違和感によって打ち消されてしまう。

絵と音楽(歌)は秀逸だった。
いのまたキャラの魅力、ここに極まれりである。
それだけといえば、それだけでの作品だった。

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ウィンダリア