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[レビュー2005年07月05日に発表された 

ジョーズ-恐怖の12日間 12 DAYS OF TERROR

まじめに作りすぎたか

サメ映画はたくさんあるが、元祖『ジョーズ』(1975)以外はふざけた亜種ばかり。そんな中、本作は珍しくシリアスに作られている。『ジョーズ』の元ネタになった実際の事件を再現しているため、主人公の警告に耳を貸さない経営者や、サメの捕獲に熱意を燃やす変人、親しい人の犠牲など、テンプレートになった要素がたっぷり含まれている。
しかしリアルな分、地味だ。サメの被害は12日間で5名だし、驚くような対決もない。再現ドラマというには情報が少なく、娯楽映画としては盛り上がらない。

主人公が監視員の仕事をやめるのはわかるが、だからといってサメに立ち向かう必要はないだろう。友人の仇といっても、彼との関係は希薄だった。好きだった女性に笑顔を取り戻すくらいの決意はほしかった。

決して悪くはないが、ふざけたサメ映画ほどの魅力はなかった。

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