星の海のアムリ (全3話) Amuri in Star Ocean

3ツ星

いくらなんでも特殊すぎる

「アダプター」の中でも特殊なアムリが、同じくらい特殊な仲間たち（すず、ペリエ）と出会い、特殊な事件に巻き込まれていく。なにもかもが特殊で、この世界の常識がわからない。すずの妄想世界や、ペリエの二重人格も理解するのは大変だった。
しかし終盤、ファーストアダプター（フェミナ）が出てきて、さらに混乱してしまう。環境に順応できるアダプターが、なぜカプセルに囚われ、そこでしか生きられないのか？　Q9特選隊も、出す意味があったんだろうか。

超能力をアレルギーと位置づけたり、それが反転する（カミングシフト）アイデアはよかった。無重力状態で、少女たちの着替えと超能力炸裂を描くコンセプトも悪くない。本当に見せたいものに集中して、余計なものを省いてほしかった。