最後のジェダイ / スター・ウォーズ エピソード8 Star Wars: The Last Jedi

2017年 外国映画 2ツ星 #スター・ウォーズ SF:スペースオペラ チャンバラ 超能力

「その言葉のすべてが間違っている」

前作で投げかけられた謎はポイ捨て。シリーズのイメージや設定は無視。キャラの行動は支離滅裂。ストーリーはなにも進展しない。ひどいもんだ。制作サイドになにかトラブルがあったのか。まじめに作った結果とは思えない。

あるいは、「ファンの期待を裏切ること」に全力投球したのだろうか。
ルークは英雄ではなく、師匠にならない、主体性もない。レイに特別な出自はない。フィンはジェダイにならない。ローズは役に立たず、身勝手。フォースは魔法。艦隊戦に新ルール。起死回生の任務は失敗。スノークはあっさり退場。レジスタンスは無能で、無力で、他力本願。
ファンが見たいと思うものをことごとく外しているが、代わりに得られたものがない。ルーカス時代を否定しただけ。建設なき破壊。「7」と「9」を直接つないでも問題ないどころか、わかりやすくなる。

ローズはひどい。ポリコレ配慮でアジア系の不美人を起用するのはいいが、言動がめちゃくちゃ。フィンの特攻を阻止して、チューして、それからどうするつもりだったのか? 白人美女であってもヘイトが集まっただろう。監督はローズを「不美人だけど尊敬できる人物」にしたくなかったようだ。演じた女優さんは「白人に生まれたかったと思わないで済む未来を」とか言ってるが、問題のすり替えだ。監督とディズニーに文句を言えない現実をなんとかしてくれ。

ルーカス時代と同じことを繰り返してほしいわけじゃない。
描きたいテーマがないなら、新三部作なんか作ってくれるな。

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