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[レビュー2011年12月07日に発表された 

ビーチ・シャーク

SAND SHARKS

怪物より不自然な描写が怖い

友人から「砂の中を泳ぐサメの映画があるよ」と聞いたときは、宇宙生物のことだと思った。設定を映像化できる時代になったのかと期待した。しかし本作の設定はいい加減で、砂ではなく土中をなんの抵抗もなく泳ぎ、軌跡も残らない。つまり、安っぽいCGで作られた安っぽい怪物だった。まぁ、サメ映画に期待するほうが馬鹿だった。

まぁ、なにも考えずに作られている分、サメの出現は唐突で、おもしろかった。ゾンビ映画より簡単に作れそうだ。

ストーリーにあれこれ言っても詮無きことだが、ドラ息子の異常さは怖かった。ビーチ・シャークが人を食い殺す現場を見てるのに、自分の父親も犠牲になっているのに、パーティの最中にも仲間が殺されたのに、まったく動じない。なのにラストはいきなり英雄的行為で死ぬ。なんというか、リアルな怖さがあった。
保安官の妹が死ぬのも予想外だった。岩場で動けない保安官と学者が、次のシーンで脱出できているのも驚き。本当にひどいね。スジが通った映画というのは、それだけで奇跡なんだな。

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