レビュー  2012年01月20日  に発表された 

アンダーワールド 覚醒
Underworld Awakening

3ツ星

どうしてこんなことに......

なんだかミラ・ジョヴォヴィッチの『バイオハザード』を見ているようだ。これまで描いてきた世界観を捨て去って、なにをやりたかったのか? セリーンとマイケルが強くなりすぎたから、リセットしたんだろうけど、ややこしくなってしまっただけだ。

これまで蚊帳の外にいた人類が、科学力によって吸血鬼とライカンを打ち据える。あとは人類が油断して、しっぺ返しを喰らうだけ。そんな王道ストーリーを期待していたが、やっぱり本作も人類は蚊帳の外だった。人類がライカンと取り引きした形跡はなく、ただ無能なだけだった。
ライカンより賢いとされる吸血鬼だが、追い詰められればふつうに脆かった。寿命の短い人間じゃないんだから、むやみに戦おうとしちゃ駄目だよ。吸血鬼はどうして人類を取り込もうとしないのか? これじゃ滅びても仕方ない。
混沌とした状況の中、独自の信念に基づいて行動するセリーンはよかった。彼女には吸血鬼やライカンと争う理由がない。ライカンの敗因は、セリーンがもう吸血鬼に与しない存在であることを見落としたことだろう。

そして、続編を作る気まんまんのラスト。ここまでやりますか。もうマイケルを出す必要はないだろう。
このシリーズ、どのくらい売れているんだろう? 売れているから続編が作られるのか、こんな続編が作られるのは売れてない証拠なのか、よくわからなくなってきた。


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アンダーワールド 覚醒