レビュー  2015年09月22日  に発表された 

SOMA (PC)
Shadow of the Colossus

3ツ星

もろもろ中途半端

あらすじ

 2015年──。交通事故で脳に大きなダメージを負ったサイモンは、脳スキャンという実験的な治療を受けた。

 気がつくとサイモンは、荒廃した深海施設 PATHOS-IIにいた。施設内には、自分は人間だと言いはるロボットや、サイモンを攻撃するロボットがいた。サイモンはキャサリンという女性と通信しながら、彼女との合流を目指す。
 キャサリンの話によると、現在は2104年。2103年の彗星衝突によって人類は滅亡し、生き残っているのは海底にいる自分たちだけだと言う。しかし対面したキャサリンもまた、脳スキャンによって意識をコピーした機械だった。
 そしてサイモン自身も機械の身体に脳スキャンされた意識を移したロボットだった。生身のサイモンはすでに死んでいた。

 キャサリンは「ARK」と呼ばれる機械を宇宙に打ち上げる計画を遂行していた。ARKのコンピュータには電子的な楽園が再現されており、脳スキャンされた意識をコピーすることで、「人類」が存続すると言う。サイモンはAKRの打ち上げに同意。キャサリンもサイモンが持っていた情報端末に入って、行動をともにする。

 道具を探すため、サイモンは新しい身体に意識を移し替える。それはコピーであるため、古い身体にもサイモンの意識が残っていた。古いサイモンの意識は眠っているが、このまま残しても野垂れ死にするだけだ。プレイヤーは、古いサイモンを殺すか放置するかを選択する。

 サイモンはARK打ち上げの準備を進める。その途中、ロスという心理学者(の意識をコピーしたロボット)から、自分がロボットたちに襲われる理由を教えられる。サイモンの中には管理システムWAUを破壊する毒が入っているそうだ。プレイヤーはWAUを破壊するか、残しておくかを選択する。

 サイモンとキャサリンは脳スキャンして、ARKを打ち上げた。ところがサイモンの意識(プレイヤー)はPATHOS-IIに残っていた。転送ではなくコピーだから、AKRと深海の双方にサイモンが存在しているのだ。怒ったサイモンはキャサリンが入った情報端末を壊してしまった。そのとき施設の電源が落ち、サイモンは暗闇の中に取り残されてしまう。

 一方、打ち上げられたARKにコピーされたサイモンは、森を抜けたところにある都市でキャサリンと触れ合うのだった。

(おわり)

『Amnesia: The Dark Descent』の開発チームの作品だった。なるほど閉塞した世界観、敵から逃げ隠れしながらパズルを解いていくスタイルは継承されている。ストーリーはSFマインドにあふれているが、演出は足りない。序盤は、仮想世界から出られなくなったのかと思っていた。
状況がわかるようになるまで、長い時間を要する。選択をテーマにしてるのだから、もっと早い段階で情報を提示してほしい。ラストもおもしろいけど、それまでの工程が長くて、なんでこうなったか見失ってしまった。

もっと短ければ良作だったのに。



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