[レビュー1959年07月01日に発表された 

東海道四谷怪談 Tokaido Yotsuya Kaidan

幽霊 文学・古典・童話 時代劇
更新日:2013年06月24日(月) 20:16 [Edit]

これはこわい

私が生まれる12年前の作品。映像の質感や、特有の芝居っぽさがたまらない。2011年に鑑賞したが、十二分にこわかった。色あせないと言うより、樽の中のワインのように、こわさが熟成されたみたい。

幽霊の出現があまりに突然で、あまりに近距離だから、ショックが大きい。おまけに幽霊は実体をもち、会話もできる。伊右衛門の所行は目にあまるが、繰り返し繰り返し恐怖にさらされる姿はあわれだった。あれじゃ心臓がもたん。

これほど凶悪な存在でありながら、お岩さんが成仏するシーンの神々しいことよ。もうね、参ってしまいました。

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