ネオリアル、ネオファンタジー
2010年に観賞。46年前の作品になるわけだが、古いと言うより、見知らぬ国の物語に見える。CGや特撮ではなく、セットで再現された情景は不思議な説得力がある。この時代のフィルムは感度が低いので、闇は真っ黒に塗りつぶされる。見せたいところに光を当てるから、不自然なんだけど、わかりやすい。なんだろう。どう形容すればいいのかわからない。
- 黒髪 ... 事実が明るみに出てからの「間」が怖い。
- 雪女 ... 雪国の舞台芸術に圧倒される。
- 耳無抱一 ... 全身に書き込まれた般若心経がすごい。
- 茶碗の中 ... いやいや、そうじゃないだろう。
目を見張る部分はあるが、正直、おもしろいとは言えない。どのエピソードも長すぎる。とりわけ「茶碗の中」はひどい。あの切れ味は10分、いや5分くらいでまとめないと駄目だ。
おもしろくはなかったが、見てよかった。
妄想リメイク(ゆっくり文庫)
この映画で物足りないと感じたところを自分なりに翻案して、動画を作ってみた。作品の背景もわかるので、ぜひご視聴ください。
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