あまりにも安っぽい
CGやデザインのしょぼさは我慢するが、ドラマの安っぽさはどうにもならない。人類の命運を賭けたミッションに犬を連れて行くとか、貴重な飛行機をわざと墜落させるとか、極寒の地で「外の空気を吸ってくる」とか、正体不明の敵に襲われて戦車から逃げ出すとか、いちいちリアリティがない。『デイ・アフター・トゥモロー』もリアリティやドラマはなかったが、映像の迫力で押し切っていた。それがない本作は、見ていて痛々しかった。
それとカメラワークが悪い。指さした方向や、喋ってる人がフレームから外れるのは意味不明。
状況設定は魅力的だったが、これじゃ駄目だ。
- Google [サイレント・ワールド]
- Wikipedia [サイレント・ワールド]
- IMDB [POST IMPACT]
- 前の記事:リディック
- 次の記事:サイレントヒル4 THE ROOM (PS2)
- [レビュー] インデックス