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[レビュー1975年07月11日に発表された 

奇跡の詩

Miracles Still Happen / I miracoli accadono ancora

それは1つの希望

映画を見たのはずいぶん前で、正直、タイトルや内容はよく覚えていないけど、座席ごと墜落するシーンや、水の流れをたどって歩きはじめるシーンは強く印象に残っている。そして少女は10日間、200キロを歩いて生還を果たす。
これが実話だなんて、信じられない。

飛行機に乗るたび、あるいは飛行機事故を見るたびに、この映画のことを思い出す。どんな絶望的な状況であっても、望みはあるのだ。

と同時に、1つの疑問が頭をよぎる。
8日後に救助隊がやってくるなら、10日かけて移動せずともよかったのではないか? しかし死体が折り重なる墜落現場で、あてもなく何日も過ごしていたら、気が狂っていただろう。生還は、確率ではないのかもしれない。

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