レビュー  2006年10月01日  に発表された 

ライオン丸G (全13話)
Lion-Maru G

2ツ星

シリアスになっちゃあ、オシマイよ

私は『快傑ライオン丸(1972)』も『風雲ライオン丸(1973)』も見ていないので、本作がどのくらいリメイクなのかはわからない。しかし、まったく新しい特撮番組として十分に楽しめる内容だった。

舞台を、近未来の歓楽街(2011年のネオ歌舞伎町)に限定し、主人公を駄目ホスト(獅子丸)、ヒロインを巨乳バカのキャバクラ嬢(サオリ)に設定したのは秀逸だ。サオリは「推参」や「見参」の意味もわからないほどバカなので、守る価値があるのか悩ましいところだが、主人公はもっとバカなので悩みが成立しない。敵対組織も規模が小さく、放っておいても世界が滅びることはなさそう。それでも戦う(抵抗する)ところにヒーロー性を見いだせないこともない。
終盤、最強の敵シシトラなんかが登場して、ややシリアスな展開になるものの、うまく噛み合わないまま終わる。このあたりは完全に蛇足。よくある特撮ヒーロー路線を追いかけるのは無理があるし、せっかくの持ち味が失われてしまうよ。

バカでもアホでも生きていく。生きていれば戦いもある。それでよかったと思う。

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ライオン丸G (全13話)