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[レビュー2015年10月06日に発表された 

トレマーズ ブラッドライン

Tremors 5: Bloodlines

ガンマーのファンなら

 シリーズ第5作。あいだにテレビドラマがあったそうだが、私は見ていない。第1作『トレマーズ』が1990年公開だから、25年の歳月が流れ、残ったのは常識人サバイバリストのバート・ガンマーだけか。
 モンスター映画の主役はモンスターと言いたいが、本作は徹頭徹尾ガンマーの映画である。ガンマーのファンなら楽しめるが、それ以外はちと厳しい。

 舞台は南アフリカの荒野。ネバダ州の田舎町パーフェクションじゃ飽きられると思って変えたようだが、似たような情景で変わり映えしない。外国だからガンマーの武装は取り上げられるが、これもガンマーの魅力を損ねている。予算の都合かもしれないが。

 ちょこちょこ入るギャグが笑える。「撃てよ。殺すがいい。だが檻には入らないぞ。」と意気込んでおきながら、次のシーンで檻に入れられ、そのまま車で引きずられていくのは笑った。あとは憶えてない。

 グラボイズの攻撃は散漫。知恵比べ、我慢勝負といった要素も乏しい。猛獣ハンティングのような緊張感もない。中途半端。笑いたいけど笑えず、興奮したいけど興奮できない。まるっきり駄目というわけでもなく、気がつくと終わってた。そんな映画だった。

トレマーズ
トレマーズ
パチもん

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