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[レビュー2010年05月08日に発表された 

新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟

MONGOLIAN DEATH WORM

そんなことだろうと思った

もちろん「トレマーズ」シリーズとは関係ない。日本ではあまり知られてないが、モンゴリアン・デス・ワームという未確認動物がいて、本作はそれを題材にしている。もちろん記録の描写とは異なる。
デス・ワームは序盤から登場するが、全長2-3メートルと小さく、攻撃力も耐久力もないから拳銃やライフルで簡単に駆除できる。数はそこそこいるが、血の気がひくような大群ではない。脅威というより邪魔な虫でしかなく、わざわざ撃つ必要も感じられない。パッケージ詐欺もいいところだ。

さらに伝染病対策、チンギス・ハーンの財宝、ギャングの乱入といったプロットが重なり、ストーリーは散漫になっていく。あっちこっちで話を並行させるのはほんと悪いクセだ。モンゴルという舞台もあまり意味をもたない。途中でかっこいい保安官が助けに来てくれるけど、「POLICE」とマーキングされたパトカーに乗って、テンガロンハットをかぶり、ショットガンで武装している。こんな警察官がモンゴルの奥地にいるのかね? モンゴルらしさを出せないなら、わざわざモンゴルを舞台にすることないのに。モンゴリアン・デス・ワームの卵がアメリカ国内に入り込んで繁殖したでいいじゃないの。

というわけで見どころのない映画だったが、それほど腹も立たない。そんなことだろうと思っていたからね。

トレマーズ
トレマーズ
パチもん

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