レビュー  2017年09月26日  に発表された 

RAID: World War II (PC)
RAID: World War II

3ツ星

戦争は楽しくない

「PAYDAY2」の開発チームによる、第二次世界大戦を舞台にしたCo-op型アクションシューティング。プレイヤーはイギリスに雇われた独立愚連隊。ナチス・ドイツの基地に潜入して、兵士の殺害、施設の破壊、物品の強奪などをして脱出する...という流れ。「PAYDAY2」の基本システムを流用しており、「PAYDAY3」が完成するまでの《つなぎ》と言われている。しかし実際にプレイしてみると、だいぶちがった。

  1. なにもかも重い ... 走るのも、運搬するのも、リロードするのも、武器を持ち替えるのも遅い。ついでに読み込みも、画面切り替えも、サーバ接続も遅い。選択肢と決定ボタンが左右に散っているため、マウスの移動にも手間取る。[リターン]キーで決定させろよ。
  2. 画面情報が多い ... 兵士たちの頭上にあるサークルで、警戒の度合いや方角がわかるんだけど、多すぎて混乱する。慣れの問題だろうか?
  3. ピッキングが面倒 ... ちょっとしたミニゲームになっているため、ピッキング中はピッキングしかできない。当たり前といえば当たり前だが、「PAYDAY2」が[F]キーを押しっぱなしでインタラクトできたから、手間に感じる。ピッキングできる箱とできない箱の区別がつきにくいのも、コンマ数秒ずつ苛立たせる。これは「RAID」だけの話じゃないが、「PAYDAY2」のInspireに慣れきってしまい、手起こしが面倒になっている。
  4. Loot(強奪する品)がわかりにくい ... 形状がまちまちで、離れると置いた場所がわからなくなる。これも「PAYDAY2」のバッグに慣れてしまったせいだ。
  5. CAMPがうざい ... Skillの拾得、武器のUpdate、Missionの選択、実行するのに、いちいちキャラクターを動かすのは面倒くさい。なんでこんなことをさせるんだ?

レベルが低いせい、スキルを理解していないせい、ゲームに慣れていないせいなんだけど、なまじ「PAYDAY2」っぽいものを期待した分、足りないところが気になってしまう。「PAYDAY2」も最初は制約が多かったけど、同じ労力を「RAID」に費やす気になれない。

もう1つ気になっているのは、戦争のこと。ドイツ人をざくざく殺し、ヒットラーが悔しがるさまをみて、「やったぜ!」と喜ぶことができない。もちろん「PAYDAY2」で罪のない警備員や民間人を何百人も殺してるけど、なぜか抵抗がある。ふつう、戦争のほうが抵抗がないはずなのに。あるいは「キャプテン・アメリカ」のレッドスカルが相手なら、遠慮なく叩けたかもしれない。こんなこと気にするのは私が日本人で、連合国の人間ではないからだろうか?

以上はオープンベータで遊んでみた感想で、製品版や、その後のアップデートで変わるかもしれない。



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