人が社会を造り、社会が人を造る

2007年 哲学 タバコ
人が社会を造り、社会が人を造る

人間は社会に支配されているのかもしれない。

たとえばタバコ。
この数年でタバコを吸う人は激減した。路上喫煙を禁止する区画も増え、名古屋ではタクシーも全面禁煙になった。以前には考えられなかった風潮だ。

タバコを吸える場所が減ったので、タバコを吸う人も減った。この調子でいけば、遠からずタバコを吸う人はいなくなるかもしれない。

タバコが有害だってことは1930年代からわかってた。
にもかかわらず、政府はタバコを売りつづけた。なぜならタバコには高率の税をかけられるから。そしてJT(日本たばこ産業)は旧国鉄の莫大な負債・28兆円をせおっている。
国民がタバコをやめちゃうと政府は真っ青になる
だから禁煙対策もおざなりだった。

負債を完済したのか、ほかの財源が見つかったのか……。
とにかく風向きが変わったように思える。
社会が変われば、人間も変わる。変えられてしまう

──私もタバコをやめて3年になる。
自分の意志で吸って、自分の意志でやめたつもりだが……どうなんだろうね?

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