ふたご座流星群を追え!

2007年 科技 カメラ 宇宙
ふたご座流星群を追え!

季節はめぐり、今夜はふたご座流星群である。

21時、月が沈んだので外に出てみた。
といっても駐車場まで。寒いので、遠くに行くのはつらい。今夜は晴れていて、星がよく見える。と思った瞬間、すらっと流れ星が見えた。おぉ! イケルかもしれない。

三脚を開いて、一眼レフを乗せる。
レンズは単焦点24mm、焦点距離は無限遠、ISOは800、シャッタースピード優先で25秒(F10前後になる)。テスト撮影したところ、記録するのに20秒かかるので、インターバルタイマーを1分にセット。これで、1分に1枚ずつ、自動的に撮影してくれる。
セットしているあいだにまた1つ、見えた。おぉぉぉ......。

2006年のふたご座流星群の動画がニコニコ動画にアップされていた。
これを見ると、外に出たくなるよ。

ふたご座流星群
  • ふたご座α星(カストル)付近を放射点として出現する流星群。
  • 1時間あたり20個から30個の出現を見せる。
  • 他の流星群に比べ、観測しやすい(一晩で見られる流星の数が多い)。
  • 流星の流れる速さ、明るさ、流星痕の長さはふつう。

カメラを置いたまま帰れないので、自分の車の中にはいる。ちょうどフロントガラスが東を向いていたので、車の中から観測できた。家から毛布を持ってきて、東の空を見つめつづける。するとさらに3つ見ることができた。
とりわけ最後の1つは蒼く、明るく、流星痕も長かった。今まで見てきた中で、もっともきれいな流れ星だった。
しかも嫁もいっしょに見ることができた。2人で同じ流れ星を見たのも初めてだった。

家に帰って、写真を現像してみる。
1時間で50枚も撮ったのに、流れ星がはっきり写った写真はなかった。1枚だけ、それっぽい軌跡が写っていたけど、流星なのか、飛行機なのか、判別できなかった。

午前3時に、再チャレンジしてみよう。