[ネタメモ] アートで村おこし
2010年 社会 ネタメモ 芸術![[ネタメモ] アートで村おこし](https://trynext.com/diary/images/100304-2100.jpg)
「アーティストの友だちが、表現の場を求めているんです」
という相談を受けた。相談といっても、飲みの席での話。思いつくことをアレコレ述べたけど、せっかくなのでメモしておく。
状況
- R子には、アートを学んだ友人が何人かいる。
- 彼らは専門家なので、自分たちをプロモーションする能力に乏しい。
- また、仕事としてアートを制作することにも慣れていない。
解決プラン
- その村を訪れる目的となるようなアートを制作し、寄贈する。
- 村はアーティストに、アートを置く場所と材料費を提供する。
どんなアート?
- 美術館に納めるのではなく、村の各所に設置する屋外型。
→訪れる目的になるもの。体験・参加型のアート。 - 村の景観を組み込む(借景)
- 見る角度、高さ、位置によって印象が変わる。探す楽しみ。
→そこに行かないと見られない。立地を活かす。アート観賞が、村めぐりになっている。 - 廃校利用。地元素材の活用。
- 村の建物、特産品、歴史を組み込む。
→エコロジー演出。その村でしか作れないもの。メディアがアートを紹介しやすくする。 - 統一したテーマや物語性をもっている。
→アートを独立させない。物語に参加する楽しみ。 - あるいはオリジナルの世界観を創作する(妖精が住む村など)
→キャラクターとして活用。 - 訪れた人も、自分の作品を残していける
- いつまでも完成しない。
→旅行者もアート制作に参加できる。あとから訪れた人に見つけてもらえる。
→全国のアーティストのタマゴに、参加をうながす。 - 村にあるアートの情報サイトを構築する。
→バーコードなどで、アートの制作者や解説などの情報を取得できる。
→村を訪れた人の感想や写真を共有する。トラックバック先となる。
→私の仕事にする。
参考
- 片付けないアート - NO MAN'S LAND 創造と破壊@フランス大使
- 挑戦しつづける世界的な建築家、安藤忠雄 | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
- 直島レポート 世界に誇る現代アートの島 「直島」のベネッセハウス、フェリー、現代アート作品、地中美術館、地中カフェの紹介
- 直島の写真 →島全体にアートを配置して観光名所とした直島町。世界的に有名。
- らばQ:こんな村おこしがあったとは...壮大な立体アートを描いたスイス・ヴェルコラン村 →村全体を1つの作品にする。
- やねだん
- 身近なまちづくり事例「やねだん」に驚く - 薩摩之風 →村おこしの成功例。廃屋を改装して迎賓館とし、アーティストを村に招いた。