カリキュレーター Vychislitel

2014年 外国映画 2ツ星 SF デスゲーム モンスター 管理社会

この舞台はなんのため?

あらすじ

底知れぬ沼が広がる惑星XT-59。人々は厳格な管理システムに従わなくてはならない。逆らったものは流刑に処される。危険な生物が生息する沼地を歩き、300キロ先の「伝説の島」にたどり着けば助かると言う。
主人公は流刑に処された女性エルヴィン。希望を捨てない男性ユストと2人で島を目指す。

道中、ほとんどの囚人が死ぬ。ユストは上級技術者で、管理システムにウイルスを仕掛けていた。2人は島にたどり着き、ポッドで脱出する。管理システムが破壊され、惑星の実情が宇宙に暴露されると、新たなシステムが構築されたが、それはいっそう厳しいものだった。
(おわり)

なにか原作があるのだろうか? 管理社会を倒すことが目的だが、都市部が描かれないので気持ちが乗らない。また試練を突破しても解決しないのだから、意味のない挑戦だった。ハッピーエンドでいいのに。

ややこしい舞台は、サバイバルを描くため? 地球の砂漠でも成立しそうだ。それに主人公2名はどちらも身勝手で、共感できない。考えさせるテーマもない。ふつーに頑張って、ふつーに乗り越えて、ふつーに無駄だった。

箱に入れるのが2人だから、途中参加を認めなかったのは納得。

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