レビュー  1988年05月03日  に発表された 

ニュー・シネマ・パラダイス
Nuovo cinema Paradiso

4ツ星

禍福はあざなえる縄の如し

筋書きが見えないまま、淡々とドラマは進んでいく。
そして舞台が現代にもどったところで、不可解だったドラマは悲しい符号を見せはじめる。それが意図されたものだったのかどうか……。少年トトは失うことで強くなった。彼を愛するがゆえに突き放した映画技師アルフレードの情の深さに感じ入る。生きてふたたび合わないと決めたとき、フィルムを再編集していたとき、アルフレードはどんな気持ちだったのだろう?

別れの痛みを受け入れた者だけが、人生を謳歌できるのかもしれない。

 Googleで「ニュー・シネマ・パラダイス」を検索する
 Wikipediaで「ニュー・シネマ・パラダイス」を検索する
 IMDBで「Nuovo cinema Paradiso」検索する

コメント (Facebook)

[ASIN] B000DZV6VE
思考回廊 レビュー
ニュー・シネマ・パラダイス