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[レビュー2007年12月08日に発表された 

マリと子犬の物語

A tale of Mari and three puppies

亮太くん、強くなれ!

実話を元にしたハートフル動物ドラマに、あれこれ文句をつけるほど無粋じゃない。注目したいのは亮太くん。大雨の中、妹と山に向かったのは子どもの軽挙だが、お父さんの制止を振り切って前進しようとしたのは、男の意地が感じられる。仕方ないことを受け入れるのが人生だとお父さんは言うが、亮太くんは抵抗したのだ。
しかしその後、亮太くんがクローズアップされることはない。自衛隊員が妹を連れて行こうとしたときは、愕然とした。きみの思いを、世界は意に介さない。亮太くん、これが仕方ないことなんだよ。

本作はテレビで見たんだけど、地震で家が崩れるシーンで、伊豆半島群発地震のテロップが流れたのは強烈だった。遠い話、終わった話と考えちゃ駄目だね。


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