ウィッチマウンテン/地図から消された山 Race to Witch Mountain

3ツ星

物足りないが、安心して楽しめる

タクシー運転手が宇宙人を乗せて突っ走る。腕っ節はあるが、ちょっと間抜けな主人公を、ドゥエイン・ジョンソンが好演している。政府のエージェントを街のゴロツキと誤解するところは痛快だった。

ディズニーらしい安定感はあるが、もうちょい盛り上げてほしかった。兄弟の第1目標が近すぎた。主人公はラストまで、誤解したまま突っ走ってほしかったね。あるいは政府のエージェント、ゴロツキ、プレデターが協力すると言った展開も悪くない。
そして兄弟の言うことは正しかったのか？　星間戦争が回避されたなら、見える形で表現してほしかった。宇宙から親善大使がホワイトハウスを訪れれば、主人公たちが消される心配もなくなる。すっきり終わってほしかった。