旅行  2008年10月05日(日) の東京都:都下 にて

東京たてもの園 / 特別公開はおもしろかった

(map)

[WGS84] 35.715818, 139.512677 - Google Earthで開く(kml)

江戸東京たてもの園は広くて、見応えたっぷりだった。

江戸東京たてもの園

東京たてもの園は、失われてゆく江戸・東京の歴史的な建物を移築、保存、展示するための野外博物館。両国にある江戸東京博物館の分館にあたる。小金井公園にあった「武蔵野郷土館」を拡張して設置された。現在、27棟の復元建造物があって、今後も増えていく予定だ。

東京たてもの園の特別公開
※伊達家の門:光華殿が工事中なので、こちらから入園する

特別公開日でほとんどの建物を内覧できる。通常を知らないので、どのくらい特別かはわからない。珍しい建物がたくさん点在しているので、見てまわるのは大変だった。写真もたくさん撮ったけど、すべての建物をレポートしたら本になってしまう。なので珍しい写真をピックアップする。建物の外観などは、パンフレットを参照してくだされ。

西川家別邸

センターゾーンにある広大な日本屋敷。部屋数が多いので、掃除するのは大変そう。なぜか人が少なく、静けさを満喫できた。

東京たてもの園の特別公開
※西川家別邸:お邪魔します

東京たてもの園の特別公開
※西川家別邸:うーん、くつろぐ

高橋是清邸

係員さんがいたので、いろいろ話を聞く。
ここは、大正時代の内閣総理大臣・高橋是清の邸宅。二・二六事件で暗殺された現場が保存されている。窓から見える景色(日本庭園)も移設されているそうだ。

(追記)2008年11月2日
日本銀行本店の2階で、第7代総裁である高橋是清の肖像画を見た。

東京たてもの園の特別公開
※昔の板ガラスはゆがんでいる

1階喫茶室にあった座敷牢のような格子は、耐震補強工事によるものらしい。
まっさきに高橋是清邸を補強したところ、建物の雰囲気にそぐわぬ工事をされてしまったそうだ。工事の技術は年々進化するけど、それを待つわけにもいかず、難しいところだな。

東京たてもの園の特別公開
※座敷牢のような格子は耐震補強材だって

西ゾーン

西ゾーンは、ぽつんぽつんと家屋が建っている。江戸時代の農家もあれば、昭和の写真スタジオもあり、個性豊かだった。細かく見ていたら、だいぶ体力を失った。

東京たてもの園の特別公開
※常盤台写真場:採光のため、窓が大きい

東京たてもの園の特別公開
※三井八郎右衛門邸:ここは仏間がすごいよ

東京たてもの園の特別公開
※綱島家のいろり:暗いし、煙い

東京たてもの園の特別公開
※吉野家:古い自転車

東京たてもの園の特別公開
※前川圀男邸:いい家だなぁ

東京たてもの園の特別公開
※鬼太郎の家:復元建物ではないようだが...?

にぎやかな東ゾーン

東ゾーンには近世以降の建物が1つの町のように再現されていた。
内覧したけど、とにかく窮屈な建物が多い。江戸は世界有数の人口密集地だったので、建物がコンパクトになり、空間を共用する技術が発達したと、ガイドさんに教えてもらった。なるほど。

東京たてもの園の特別公開
※東ゾーン:建物が集まっている

東京たてもの園の特別公開
※村上精華堂:屋上に出られた

東京たてもの園の特別公開
※階段が急すぎる!

東京たてもの園の特別公開
※当時の什器が保存されている?

東京たてもの園の特別公開
※長屋の廊下:狭いよ

東京たてもの園の特別公開
※長屋の窓:外の空気を吸いたくなる

東京たてもの園の特別公開
※狭い2畳間:ここでなにをしろと?

東京たてもの園の特別公開
※武居三省堂:壁一面の引き出し

東京たてもの園の特別公開
※武居三省堂:床下の倉庫

武蔵野うどん

腹が減ったので昼食にする。
店蔵型休憩棟2階で、武蔵野うどんを注文する。温と冷、どちらも具が入っていない。素うどんかと思ったら、小皿のお新香(旬の野菜)を入れるそうだ。なるほど、具のあるうどんになった。うまい。これが「武蔵野うどん」なのか。

東京たてもの園の特別公開
※具のないうどん、ではありません

原っぱに集まる子どもたち

東ゾーン中央の原っぱでは、大工や左官の体験コーナーや、昔ながらの遊びのレクチャーが行われていた。竹馬やけん玉、泥メンコ、こま、車輪回し、けんけんぱ...。子どもたちは無邪気に身体を動かしている。楽しそうだ。

東京たてもの園の特別公開
※チョークで絵を描く子ども

東京たてもの園の特別公開
※原っぱの土管:最近は見ないね

東京たてもの園の特別公開
※職人さんが昔ながらの技を披露する

東京たてもの園の特別公開
※ボランティアガイドが、当時の生活を説明してくれる

子どもを連れてきたい

ほかにも折り紙教室や紙芝居、職人さんによる市松人形づくり、指物工芸、木工襖縁なども行われていた。どれか腰を据えてやり込んでみたい。もし子どもを授かったら連れてきたい。ちゃちな遊園地より、ずっとタメになるよ。

皇居正門石橋旧飾電燈
※皇居正門石橋旧飾電燈(石造り常夜灯)

皇居正門石橋旧飾電燈
※ライオンのぐるぐる目が愛らしい

余録:橋灯の比較:日本橋の橋灯四谷見附橋の橋灯皇居正面鉄橋の現橋灯、皇居正門石橋旧飾電燈(東御苑江戸東京たてもの園

東京たてもの園の特別公開
※どんぐり

■江戸東京たてもの園 (Edo-Tokyo Open Air Architectural Museum)
[所在地] 東京都小金井市桜町3-7-1
[連絡先] 042-388-3300
[開館] 1993年(平成5)
[面積] 7ha
[料金] 400円
[URL] http://www.tatemonoen.jp/

野外博物館もいろいろ行ったけど、ここが一番楽しかった。ほかの野外博物館も、それぞれの特別な日に行けば、またちがった側面が見られるのかもしれない。ここはまた来てもいいと思う。

関連:野外博物館

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