[報道・教養] NHK 世界ふれあい街歩き / そんな旅をしてみたい

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[報道・教養] NHK 世界ふれあい街歩き / そんな旅をしてみたい

NHKの旅番組、『世界ふれあい街歩き』がおもしろい。

『世界ふれあい街歩き』は、毎回世界各国の都市を1つ取り上げ、町並みや観光名所を紹介する旅番組。「ステディカム」という特殊なカメラによって、画面(視界)はスムースに通りや階段を移動する。おかげで視聴者は、まるで自分が街を歩いているような感覚を楽しむことができる。
地図やインフォメーションが挿入されるので、早朝から日没までに歩ける範囲がわかるのもうれしい。海外旅行の計画にも役立ちそうだ。

ステディカム (Steadicam)

ジンバルやサスペンションによってカメラの揺れを吸収する機材のこと。カメラマンの身体に装着するタイプもあれば、クレーンやカメラに取り付ける大型のものもある。
『世界ふれあい街歩き』の番組に使われているのは、たぶん小型のタイプだろうな。
ステディカム

番組内では、「旅人(=撮影スタッフ)」の姿は明らかにされない。
どんな機材で、何人くらいで撮影しているんだろう? 鏡にちらっと映ったところや、話しかけた相手の視線を追うと、2人以上はいるはず。旅人の姿が見えないので、撮影風景がすごく気になってしまう。

散歩中、「旅人」はいろんな人に話しかける。
目についたものの由来を教えてもらったり、お店や家にあげてもらったり。どこまで事前に打ち合わせてあるのか、さっぱりわからない。謎や欲求が満たされることもあれば、そのままはぐらかされることもある。すごくリアルだ。

私は旅先で、あんな気軽に話しかけることはできない
「それじゃ、ウチにおいでよ」
「奥を見せてあげるよ」
と言われても、ひょいひょいついていけない。

しかし、あんな旅ができたらいいなぁと思う。

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2005/11/08 * 科技