きみの部屋は乾いているか?
2012年 生活 健康 生活環境![きみの部屋は乾いているか?](https://trynext.com/diary/images/121229-2100.jpg)
風邪になったのは、部屋が乾いているせいかもしれない。
加湿器を買えばいいんだけど、なんだか抵抗がある。とりあえず湿度計を買ってきたが、部屋の湿度は40-50%で、思ったほど乾燥していなかった。
気がつくと密閉されていた
灯油ストーブは燃焼時に水を出すため、部屋の空気が乾燥しないらしい。しかし空気を汚してしまうため、換気しなければならない。タバコを吸っていたころは気にしなかったが、禁煙すると換気は億劫になる。
そこでオイルヒーターに買い替えた。これで換気せずに済むようになったが、部屋が密閉されてしまった。夏もエアコンで窓を閉め切るから、換気する機会が減っている。これはよくない傾向に思える。
加湿器をどう選ぶ?
11月に加湿器を買おうとしたんだけど、決めきれなかった。
超音波式は電気代が安いけど、手入れがたいへん。スチーム式は手入れ不要だが、電気代が高い。気化式、ハイブリット式は、本体価格が高い。帯に短したすきに長しだ。
あんまり家電を増やしたくない。なんとか加湿器を買わずに、部屋の湿度を上げられないか? 濡れタオルを干したり、鍋でお湯を沸かしてみる。なんとなく湿度が上がった気がするが、よくわからない。人間の皮膚は温度に惑わされるため、湿度を感じにくいそうだ。
湿度計をはかってみた
なので湿度計を買ってきた。EX-2841 高精度UD温・湿度計(1,750円)。電波時計やソーラーパネルがついたものも検討したが、今回はシンプルなものにした。
計測すると、だいたい40%くらいだった。冬の湿度は50%くらいが目標らしい。40%は目標に届いていないが、低い値でもない。湿度40%~65%なら快適ゾーンだ。
鍋でお湯を沸かして机においても、湿度はちっとも上がらない。濡れタオルは効果的だが、すぐ40%に戻ってしまう。しかしストーブをつけても、湿度が40%より低くなることはなかった。誰もいない寝室は寒いが、湿度60%くらいで安定している。人がいないと湿度が下がるわけでもないようだ。
その差は10%
目標湿度に、あと10%足りない──。
濡れタオルを干したり、ホットプレートで調理すれば、ひょいっと高まるけど、すぐ40%にもどってしまう。湿度を10%高めるだけでなく、維持する方法がほしい。
しかし10%で、どれほど差があるのだろう?
肌で感じないから、懐疑的になる。10%のために加湿器を買うべきなのか?
いっそ、灯油ストーブを復活させて、煮物とかした方がいいんじゃないか? 鍋を載せられるストーブと加湿器では、どっちが健康的なんだろう?
三が日があけたら、店頭で見比べてみるか。