ロボコップ3 RoboCop 3

1992年 外国映画 2ツ星 コメディ サイボーグ ロボット:自律型 刑事・警察

「ロボコップと呼べ!」

原点回帰を目指したようだが、成功したとは言えない。2作目よりマシだが、まぁ、その程度。人間と機械の狭間で戦う孤独な男は、よくあるアメリカンヒーローになってしまった。

本作の動乱は、もはや警察がどうこうできるレベルじゃない。完全に戦争だ。日本企業トップが詫びたことで、なんとなく平和を取り戻したように見えるが、この町も、この国も駄目だな。実際は日本の方が駄目になっちゃったけど。

おもしろかったシーンを上げておこう。まず、署長が企業の命令を拒絶し、バッチと年金を捨てるところ。それから女性ニュースキャスターがロボコップを陥れる原稿を放り投げたところ。このへんはいいよね。それと下記のヤリトリがよかった。
「おいマーフィー。お前さんに逮捕状出てるの知ってるか?」
「知ってますが、何か?」
「いんやあ、別に」

空を飛ぶシーンはどうでもよろし。短いし、意味もない。安直すぎた。


ロボコップ
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