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[レビュー1971年04月03日に発表された 

アニメンタリー 決断 (全26話) Animentari Ketsudan

「人生で最も貴重な瞬間 それは決断の時である」

レンタルビデオ屋で見つけた異色のパッケージ。ネタのつもりで借りたんだけど、人生観を変えるほどのショックを受けた。こんな戦争アニメがあったのか! それも私が生まれた年(1971年)に放映されていたなんて! 当時のアニメは子ども向けだったはずだが、内容が重すぎるぜ。
DVD-BOXはもちろん買ったよ。

戦争の是非は問うていない。敵も味方もない。どのような状況による、どのような決断が、どのような結果をもたらしたか、指揮官はどうあるべきか、兵士はどうあるべきかを、神のごとき視点から検証している。しびれる。

絵柄はめちゃめちゃ古いけど、インパクトは強烈。ちょっとした仕草に込められた想いは、文学的ですらある。こういう演出手法は、むしろ新鮮だね。

男と男が向き合って、真剣に未来を考える。
「戦争を美化している」との批判もあるが、そうは思わない。高校の授業教材に使ってほしい傑作シリーズである。

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