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[レビュー2004年12月22日に発表された 

オペラ座の怪人

The Phantom of the Opera

これが……オペラか!

オークションにかけられたシャンデリアが、オペラ座に封印された過去を呼び覚ます。ツカミはオッケー! 序盤はテンポもよく、ぐいぐい引き込まれた。が、中盤はだれてしまう。ちょっとした会話も歌で表現するため、まどろっこしくなった。おまけに考えていることをストレートに言葉にするのも戸惑う。
やがて、本作は映画ではなく、オペラだと気づく。映画のリズムを外しているのではなく、オペラの作法を守っているのだ。

ストーリー的には単純で、とくに感動することもない。だが、すべてを歌で表現するオペラを見た興奮はべつにある。おまけに日本語歌詞で聞けたのは僥倖だった。実際のオペラは見たことないし、たぶん見ることはないだろうが、本作は見られてよかったと思う。

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