レビュー  2010年07月13日  に発表された 

インセプション
Inception

4ツ星

目がまわる快感

おもしろかった。しかし、難しい。「エクストラクション」の説明が足りないまま、さらに特殊な「インセプション」がはじまるから、ついていくのは容易じゃない。一度見ただけじゃ理解できず、何回も見なおした。すると、いくつかの不整合に気づく。

  • キックの効果が3階層目だけちがってないか?
  • 調合師もいっしょに夢を見て大丈夫か?
  • 誰の夢でもない虚無にどうして情報が残っているのか?
  • どうしてサイトーだけ老人になったのか?
  • そもそもサイトーはどういう人物か?

ストーリーを破綻させるほどの不整合ではない。勝手な解釈で補完できなくもない。なので、細かいことは切り捨てて、ストーリーの勢いを優先したのか? そうかもしれないし、そうでないかもしれない。
夢という曖昧なものに、ゲームのようなルールを設定し、かつ、それを無視する。観客は振り回されっぱなしだ。しかし、よくわからないことも本作の魅力になっている。それが意図した演出かどうかは知らないが、してやられたと思う。

おもしろかった。難しかった。でも、おもしろかった。

妄想リメイク

サイトーを主役にしたサイドストーリーを書いてみた。サイトーがコブとインセプションにこだわる理由を描いている。ぜひ読んでほしい。

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