人見知りの病(やまい)
2006年 生活 仕事私は人見知りである。
会社を興して、プレゼンや見積もり交渉、雇用の面接、給与査定までやっているのに、人見知りなのだ。
人見知り
子供などが見慣れない人に対して不安を感じたり、恥ずかしがったりすること。
──三省堂提供「大辞林 第二版」より
つまり私は......子どもなのだ。
もしかすると、そういう弱点を克服するために、あえて苦手なことに挑戦してきたのかもしれない。そして、仕事という世界においては、ある程度冷静にコントロールできるようになった。
......コントロール?
つまり、「社長」というキャラを演じているわけだ。本当の自分はオドオドしているけど、それを悟られないよう、自分の言葉や表情をコントロールする。あたかもリモコンでロボットを操縦するように。
ところがこのリモコン、仕事以外のシーンでは役立たない。
仕事が絡まない世界では、どんな顔をすればいいのだろう?
どのように察して、どのように振る舞えばよいのだろう?
「仕事」には目的がある。だから、そこまでのパスが引ける。しかし「プライベート」には目的がない。目的がなければ、判断する基準もない。どうすればいいのか、わからない。
※前回のオフ会に参加された方なら覚えておられるだろう。私は背広を着ていた。あれは私のコスプレだったわけだ。
今年は、こういう面を改善していきたい。