宇宙赤飯、うまかった

2010年 食べる 食べる
宇宙赤飯、うまかった

宇宙食・赤飯が思いのほか、うまかった。

3年前、JAXAシンポジウム2007で宇宙日本食を試食した。宇宙食と言っても、チューブに入った流動食じゃなくて、お湯を注いだり、レンジアップで美味しくなる保存食のようなものだった。このとき、お土産で赤飯をもらったんだけど、賞味期限が4年後、2011年だったので、ずっと棚にしまっていた。
ちょうどお米が尽きて、買い物に行くのが面倒だったから、食べてみることにした。

封を切ると、乾燥した赤飯が入ってる。これを器に移すのではなく、このまま袋にお湯を注げばいいそうだ。各袋なので、お湯を注いでも机の上で安定する。包装材が、調理材になり、そのまま食器にもなる
食べてみると、意外にうまい。もちろん「保存食なのに」というひいき目はあるし、きちんと焚いた赤飯の方がうまいだろうが、決して遜色はない。

今回は試してないが、水でもいいそうだ(熱湯で20~30分、水なら60~70分)。水ならどこにでもある。たとえばドライブに持っていって、出先で見つけたおかずと食べるなんてのもいいな。
先日、用宗漁港で買った生シラスをコンビニのごはんで食べたっけ。コンビニがあると保存食の価値も薄れるが、都合よくコンビニがあるとは限らないことを、私は経験的に知っている。

尾西食品の『アルファ米・赤飯』という商品。長期保存(5年)、簡単調理、小型化がコンセプト。私が食べたパッケージは売ってないが、バリエーションが増えていた。白米五目ごはん山菜おこわわかめご飯などもある。10月にはドライカレーやえびピラフも発売されるそうだ。

災害時の備えというより、アウトドアに使えるな。