{ツナ, シーチキン}={マグロ, カツオ}

2011年 食べる 保存食 食べる
{ツナ, シーチキン}={マグロ, カツオ}

ツナ=マグロと思われがちだが、じつはカツオも含まれている。

ツナ缶も原料がマグロのものと、カツオのものがある。一般的にマグロのツナ缶の方が大きく、値が張る。言い換えるなら、スーパーで安いツナ缶ばかり買っている人は、カツオを食べていることになる。繰り返すが、マグロもカツオもツナ(tuna)の範疇に含まれており、カツオをツナと呼んでもインチキではない。

ちなみに「シーチキン」は、「はごろもフーズ」の登録商標で、マグロやカツオをサラダ油で漬けた缶詰のこと。やはり両方を含む。「はごろもフーズ」では、カツオを原料にしたものは「シーチキンマイルド」と分類しているようだ。

ふいに両者のちがいを知りたくなったので、食べ比べしてみた。見た目のちがいは歴然。マグロのツナは身が年輪のように重なっているが、カツオを原料にしたツナは細かくほぐれている。食べ比べると、マグロのツナは淡泊で、身が締まってる。あぁ、久しぶりの味わい。この数年はずっとカツオ(安い方)を食べていたんだな。
なお、マグロの身を細かくほぐした「マグロフレーク」「ツナフレーク」もある。

マヨネーズとあえて、おにぎりにしてみた。マグロも悪くないが、カツオの方が合う。あるいは、食べ慣れた味になる。マグロの方が高い=上級=美味、とはかぎらないようだ。ふむふむ。

また1つ、世の中を知った。