白ワインビネガーとの出会い

2013年 食べる 食べる
白ワインビネガーとの出会い

サブウェイのベジーデライトを家で再現したかった。

ベジーデライトは野菜だけのサンドイッチ。肉がないと物足りそうだが、食べてみると悪くない。決め手は、オイル&ビネガーのドレッシング。配合がわからなかったけど、近ごろは「お店の味をおうちで再現ブーム」なので、見つけることができた。

  • 白ワインビネガー ... 1
  • オリーブオイル ... 3
  • 塩、胡椒 ... 適当

ワインビネガーとはなにか?

ワインビネガーは、ぶどう果汁をアルコール発酵させたあと、さらに酢酸菌で発酵させて作られた酢のこと。赤ワインビネガーは赤ぶどうから作られ、少し渋みがあり、煮込み料理の隠し味やソースなどに使われる。白ワインビネガーは白ぶどうから作られ、酸味が強いのでドレッシングやマリネに使われる。

ふむ。まったく知らない調味料だ。
ふつうの酢じゃダメなのか? なにかで代用できないか? ちょびっとあればいいんだけど、大きな瓶ほど安くなる。こういう未知の調味料を気まぐれに買って、使い切れずダメにしちゃったこともしばしば。しかし挑戦しなければ、味覚の地平は広がらない。うーん。

で、買ってみた。


※MAILLE 白ワインビネガー500ml 358円 (100gあたり143.20円)

舐めてみると、強烈に酸味。こりゃ、ふつうの酢じゃ代用できない。尖った酸味を、オリーブオイルで包み込む。塩・胡椒をぱらぱら。
フレンチドレッシングに似ているが、ちがう。もっとピュアな感じ。

焼いたパンにオイル&ビネガーをかけ、レタス、トマト、ピーマン、玉ねぎ、ピクルスを挟んで食う。うまい。サラダとして食べるより、パンで挟んだとき真価を発揮する。言い換えるなら、それだけ白ワインビネガーは酸っぱい。
うちの嫁は酸っぱいものが好きなので、オイル&ビネガーの比率は2:1に変更された。こうして比率を変えられるのもアドバンテージだ。

ふむ。これは勝ったな。

白ワインビネガーはおいしく消費され、また買うことになるだろう。

味の地平が少し広がった。