パコと魔法の絵本 PACO and The Magical Book

2008年 日本映画 1ツ星 ファンタジー:童話 病院 記憶操作 障害

現実には夢も希望もない

コンセプト的には『妖怪大戦争』と同じ。子どもをダシにした芸能人コスプレ大会であり、悲劇性がある分、始末に負えない。派手な映像表現に驚くことはあるが、感動を呼び起こすことはない。それどころか、彼ら(患者たち)のコスチュームも、彼ら自身が作ったものでないことは明らか。つまり、すべてがイメージなのだ。

イメージ内では美談。現実はなにも変えられない。
なんだか、かえって悲しくなってしまった。

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