レビュー  2011年01月29日  に発表された 

GANTZ
GANTZ

4ツ星

惜しむらくは完結しないこと

原作要素をうまくアレンジしている。異なる点は多いが、映画は映画として十分に楽しめる。正直、ここまでクオリティが高いとは思わなかった。ただし中盤以降はややだれる。『GANTZ PERFECT』のために盛り上がりを残しておくつもりか? なんであろうと、1本の映画は単体で完結してほしい。

整理しよう。玄野は社会に順応しようと妥協を繰り返すが、限界に達しつつあった。一方、加藤は妥協しない(できない)ため、社会から逸脱していた。そんな2人がGANTZに召還され、新たな価値観を突きつけられる。玄野は受け入れ、戦いに生き甲斐を感じる。そして、相変わらず順応できない加藤に優越感をおぼえる。
映画は、玄野があやまちに気づくまでを描いているのだが、ドラマだけ抜き出すとメリハリに欠ける。映画のおもしろさは、GANTZの設定に大きく依存している。前後編に分けるなら、ドラマの区切りを明瞭にしてほしかった。

しかしGANTZの魅力は人間ドラマよりエログロアクションだろう。その意味では、文句のない1本だった。

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