必要最低限の食事

2005年 生活 健康
必要最低限の食事

──ダイエット46日目。
9kg減ったが、80kgの壁で止まっている。
なかなか越えられない。

日記には書いてないが、食生活はほぼ日常モードに戻っている。
肉や揚げ物も食べてるし、たまにはケーキや大福なども楽しんでいる。それでも体重はじわりじわりと減っていく。

食べる量はだいぶ減ったが、我慢している実感はない。
少ない量でも満足できるし、消化に悪いものは欲しくなくなった。スナック菓子は意図的に我慢しているが、つらくはない。
持続可能な節制と言えるだろう。

きわめて順調そうに見えるが、そうでもない。
食事に無理があると、じわっと体重が戻ってしまうのだ(200gくらい)。「美味しい」と思いながら食べる分にはいいが、そうでない場合はてきめんに影響を受けてしまうらしい。

「食べたくないなら、食べなければいいじゃない」
と切り捨てられるほど、食事は簡単じゃない。

(せっかく買ってきた食材だから……)
(これは今日食べないと、傷んでしまうな……)
(む、量が多いけど、捨てるのはモッタイナイ……)
(ごはんがちょっと残ってしまった。おかずを……)
(もうすぐ寝るけど、朝から食べてないから……)

さまざまな思惑が、満腹中枢からのシグナルをかき消してしまう。
結果、食後に「うぷっ」となる。まったくもって情けない。

しかしまぁ、「うぷっ」となるだけマシだ
以前なら、胃袋が悲鳴を上げても、がぶがぶ食べていただろうからね。

身体が敏感になった分だけ、本当に必要な量が見えてきた気がする。
そしてそれは、想像するもずっと少ない。
つまり人間は、かなり少ない食事でも生きていけるようだ。

「必要最低限の食事」というと、「みすぼらしい」「貧しい」「わびしい」といったイメージがあるが、とんでもない。必要最低限の食事で止めるためには、相当な豊かさが必要になる
身体が求めずとも、貧乏性が食べさせてしまうのだ。

ダイエットも、だいぶ精神論の世界に入ってきましたよ。

これまでの軌跡

10/14(金) 89.0 kg ←断食を決意
10/15(土) 88.6 kg
10/16(日) 87.3 kg
10/17(月) 86.4 kg
10/18(火) 85.5 kg
10/19(水) 85.0 kg
10/20(木) 85.0 kg ←回復食モードへ
10/21(金) 84.6 kg
10/22(土) 85.0 kg
10/23(日) 84.6 kg
10/24(月) 84.5 kg
10/25(火) 84.1 kg
10/26(水) 83.7 kg
10/27(木) 83.6 kg
10/28(金) 83.4 kg
10/29(土) 83.0 kg
10/30(日) 83.5 kg ←通常食にもどす
10/31(月) 84.1 kg
11/01(火) 83.6 kg
11/02(水) 83.4 kg
11/03(木) 82.4 kg
11/04(金) 82.7 kg
11/05(土) 83.3 kg
11/06(日) 82.4 kg
11/07(月) 82.4 kg
11/08(火) 82.1 kg ←呑み
11/09(水) 83.2 kg
11/10(木) 83.0 kg ←箱根旅行
11/11(金) 83.3 kg
11/12(土) 82.7 kg ←呑み
11/13(日) 82.9 kg
11/14(月) 83.1 kg
11/15(火) 82.6 kg
11/16(水) 81.8 kg
11/17(木) 81.6 kg
11/18(金) 81.5 kg
11/19(土) 81.2 kg ←呑み
11/20(日) 81.9 kg
11/21(月) 80.4 kg
11/22(火) 80.6 kg
11/23(水) 80.0 kg
11/24(木) 80.5 kg
11/25(金) 80.0 kg
11/26(土) 80.2 kg ←ウォーキング
11/27(日) 80.4 kg
11/28(月) 80.4 kg