カンパチの刺身

2007年 食べる 食べる
カンパチの刺身

カンパチの刺身を自分で切ってみた。

先日のブリやハマチは、お店の人に切ってもらった「盛り合わせ」だった。しかしふと、自分の包丁で刺身を切ってみたくなった。ほんとは寒ブリがよかったのだが、刺身用の切り身がなかったのでカンパチにした。

ヒラ家ではあまり刺身を食べない。
なので自分で刺身を切るなんてことは滅多にない。こうして切り身から作るのは初めてになると思う。

自分で切るのだから、思いっきり厚くしてみた
もちろん比較のため、薄い刺身も作ってみた。

食べてみる。おほほ、いいね。
脂がのっているけど、コリコリするほど身がしまってる。それに、いま切ったばかりだから新鮮な感じがする。気のせいかもしれないが、事実より実感の方が重要だ。刺身を食べるなら、(何時間か前に切られた)盛り合わせより、自分で切った方が美味しくなると思う。まぁ、量の問題はあるけどね。

厚みは......やっぱりふつうがいいな。
厚すぎるのも、薄すぎるのも、醤油とのバランスがよくない。しかし分厚い刺身を食べるのはおもしろかった。カンパチという魚を強く味わえたと思う。

──例によってWebで調べてみる。

カンパチは、この数年で出回るようになった魚。
ブリよりも日持ちがいいので、寿司屋に歓迎されたことも影響しているようだ。旬は夏と言われるが、養殖技術の発達もあって、一年を通じて安定した美味しさが保たれている。

私は「カンパチはブリの仲間」と憶えていたが、その外観や生態はけっこう異なっていた。味にも個性があるので、ブリはブリ、カンパチはカンパチと憶えなおすことしよう。

ごちそうさまぁ♪