ショートショートの限界
2008年 哲学 創作1,000文字で書くショートショートが50話を越えた。
ショートショートは反応がないので、寂しい気持ちになる。私の作品は、どのように受け止められているのだろう? 知りたいような、知りたくないような、知ってどうすることもないような......。解決できない悩みだ。
初期に比べ、書き方のスタイルが定着してきた。
セリフではじまり、これまでの経緯を振り返る。全体が見えたところで、視点をひっくり返す。飽きられているかもしれないが、このスタイルは崩しにくい。
1,000文字しかないので、表現やシーンは極限まで削られる。最終的に登場人物の名前が削られることも多い。ほとんど一人称で書かれているのは、このためだ。
過去作品を読み返すと、むりやり収めた印象が強い。これじゃ、粗筋だよ。
削られたプロットが惜しまれる。あともう少し言葉があれば、あのシーンを挿入していれば、もっとわかりやすくなっただろうに。
1,000文字という制限が、作品をおもしろくしているとは思えなくなった。
次のステップに進むべき時かもしれない。
でも私は、どこへ向かえばいいのだろう?
ブログもリニューアルして、ちょっと読みやすくなった。
過去作品はこちらで読んでもらいたい。
▼総思創愛
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