50円のラッピング寿司

2011年 食べる 食べる
50円のラッピング寿司

スーパーの鮮魚店で寿司で売られていた。

ていねいにラッピングされている。自動寿司製造装置の仕事だ。今日は特別セールで、オール50円。ふだんはいくらだったかな? なんにせよ50円は安いから、4貫ほど買ってみた。まぁ、おやつだな。

買ってきたのはブリ、サバ、エンガワ、イクラ。ラッピングされているため、イクラはこぼれてしまった。酢飯の味わいもないが、まぁ、値段を考えると悪くない。

食べたあとにゴミがたくさん出るのは心苦しい。ラッピングしないと、すぐ乾燥する。いくつかセットにすると、消費者のニーズに沿わない(玉子ばっかり買う客もいた)。ゆえに個包装はやむなしだが、なんだかなぁ、という気はする。

食べ終わって、ふと気づく。この魚はどこ産だろう?
寿司になると、魚の素性がわからない。産地偽装の疑いはあるとはいえ、まったくわからないのも不安だ。たとえば……たとえば、いま、東北産の魚を食べたいだろうか? 柵にして売る場合は産地を明記する義務があるけど、寿司に加工すれば隠せる。うーん。

まぁ、怪しい食材を使っているから50円……とはかぎらない。そこを気にするなら、加工食品だけでなく、外食も避けるべきだ。いや、実際にそうすべきなのか?