注意書きが読めない人たち
2011年 社会 日常 社会
銀座松坂屋の休憩ベンチに、こんな注意書きを見つけた。
INFORMATION
請不要在此吃弁当等食物。
Please don't eat food here.
各階のエスカレータ横などに置いてある椅子のことね。深く沈み込んで、座り心地がよい。わきに小さなガラスのテーブルがあって、買い物袋などを置けるようになっている。そこに注意書きがあったのだが、なにかヘンだ。あぁ、そうか。中国語と英語のみで日本語がないのだ。
ここは日本のデパートで、客のほとんどが日本人なのに、なぜ日本語で注意しないのか?
その理由を推測してみる。
- 日本人には注意する必要がない。
- 松坂屋に来るような日本人は簡単な英語が読める。
- 日本語を外すことで、日本人の客に不快感を与えない。
しかしテーブルの上には、ドリンクの空き瓶とコンビニ袋が捨ててあった。誰かがここで飲食したのだ。こんな目立つ場所で、デパートで買ったものではないものを!
その理由を推測してみる。
- 中国語も英語も読めない外国人だった。
- 言葉は読めるが、言葉が通じない生き物だった。
※ピクトグラムだったらわかってもらえただろうか?
高級デパートは客層の劣化に悩まされているのかもしれない。