自家製パンチェッタ:2回目

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自家製パンチェッタ:2回目

自家製パンチェッタ──2回目の挑戦。

前回はロース肉を使ってしまったが、今回はちゃんとバラ肉を買ってきた。手順は同じだが、つけ込む塩を半分にした。水による塩抜きをしたくなかったからだ。塩が少ないと保存効果が弱まるが、そこは冷蔵庫の力を信じることにした。

結果、前回よりおいしく仕上がった。
仕込んで一ヶ月になるが、カビは発生していない。ピチットシートのおかげで、カチコチにもなってない。悪くない出来映えだ。

しかし大成功とも言えない。調理の問題ではないが、脂身が多すぎた。肉1に脂身4くらいの割合。ちょっと食べる分にはいいが、脂身ばかりがつがつ食べても、あまり楽しくない。嫁はフランベして、臭いを消した。かりかりベーコンならぬ、かりかり脂身か。

今回は、パンに挟む、炒飯に入れる、ジャガイモと食べる、目玉焼き丼に入れる、ペペロンチーノ、カルボナーラなどで食べた。控えめでも塩分が強いから、調理時は注意が必要だ。
あれこれ試してみたが、あんまり使い勝手がよくない気がする。肉の長期保存なら、冷凍で十分だ。塩漬けによって旨味が増したとも言いにくい。ローリエなどを使えば風味をよくできるだろうが......面倒だ。

安いときに肉を買い込んで、長期保存でうまうま消費する。
そんなイメージを抱いてきたが、この方法はあまり適切でないような気がしてきた。塩漬けより、コンフィで冷凍する方が簡単だし、使い勝手がよいのではないか?

ピチットシートが残っているので、あと何回かチャレンジできるが......ふむ。
どうしたもんかね。